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帰国しました。 [その他]

えー、はい、無事に帰国しております。
出発に際しまして、コメントなども頂戴し、ありがとうございました。
パリでこの時期に晴れているのは珍しいそうなのですが、見事に青空。
ウィーンも出発の日に雪が降っただけで、あとは見事に晴れ。
やはり、日ごろの行いといいますか…。
ストが心配されたルーブルも奇跡的に開いていましたし、とにかく運がいいなぁ、という印象
の旅でした。

エッフェル塔も、こんな感じできれいに見えました(&昇りました)。

エッフェル塔1.jpg

そんなわけで、ボチボチとアップして参りますので、気長にお待ちください。

ひとつだけ、ちょっと焦ったのは、行きの飛行機の中で突然、腹痛が。
ん?この痛みは…。

そう、まさに尿路結石の痛み。
1時間半くらい、じっと脂汗を流してガマンし、なんとか復活。
でも、これまでの経験に較べるといくぶん軽いような気がします。
パリに着いて、かかりつけの医者に電話して、まぁ様子みましょうか、ということにしましたが、
その後は何も起きず、ほんと、よかったです。

いやー、ウィーンでオペラ観ている最中なんかに発作が起きたら、泣くに泣けないところでした。

しかし、13時間以上、飛行機の中でじっとしているのも飽きますな。
映画を2本観て(「築地魚河岸三代目」&「ルパン三世vsクローン)」、テトリスやって…。
はぁぁぁ。暇だった。
寝りゃいいんでしょうが、なんか目がさえてしまって。

と、そんなスタートの旅でございました。

では、詳しくはまた次回。

業務連絡。 [その他]

えー、ちょいと旅に出て参ります。
初めての欧州。
パリとウィーンです。
12/10から12/17まで、不在にしておりますので、関係者の方々(?)、よろしく
お願いいたします。

しかし、パリはストライキのため美術館がほとんど閉鎖中らしい。
わざわざ出かけて行って、ルーブルに入れないとは…。

ま、ウィーンでは国立歌劇場のチケットがとれましたので、それは明るい話題。

てなわけで、こんな時間に荷造りしながら更新中。
さて、6時出発には間に合うのか?

乞うご期待。

ディズニーシー。 [その他]

でね、電化製品に文句ばかり言っているような気もしますが、あいかわらずカーナビの
能天気な案内には驚かされます。
昨日も、練習に行こうと川崎の練習場を打ち込みますが、「そんな所は知らんなぁ。」と
いう返事。
で、住所を打ち込んでみると、その画面には目的地のビルの名前が…。
知ってんじゃねぇかよぉぉぉ!シカトすんなよ、おい。
その前は、買い物客で賑わう砂町銀座に突っ込めって案内するし。
ま、機械は信用し過ぎるなってことなんでしょうが。

で、そんな先週、ディズニーシーへ行って参りました。
結婚式をやったとき、ホテルでキャンペーンやっていたもので、系列の舞浜のホテル1泊
とチケットがセットでプレゼントされていたのです。
期限が年内だったので、慌てて行って参りました。

ディズニーシー.jpg

天気の良い日曜日でしたが、ハロウィンとクリスマスのイベントの谷間ということで、そんなに
混んでもいなくて、快適。
案の定、朝は寝坊して、せっかく近くに泊まっていながら10時過ぎからの入園でしたが、
「タワー・オブ・テラー」「センター・オブ・ジ・アース」「海底2万マイル」「レイジングスピリッツ」
という人気アトラクションを4つ、回りました。
ファストパスなしでも25分待ちくらいで乗れましたので、かなりラッキーでしたね。

しかし、なんといっても驚いたのは、園内の誰もが熊のぬいぐるみを持っていたこと。
顔をこっちに向けて抱えたり、背中に背負っていたり。
なんじゃ、こりゃ?新手の宗教か?
聞けば、「ダッフィー」とかいうキャラクターで、ここでしか買えないものらしい。
いやー、良い商売でんなぁ。大してカワイくもないのに(失礼、主観ですね)、家族だと人数分
売れるわけですからねぇ。こりゃ、驚きました。

そんなこんなで、年寄りは遅くまで居ることもなく、18時頃には帰ったのでありました。

おしまい。

追伸
舞浜へ行く際、カーナビにホテル名を打ち込んだら裏口に案内されまして、従業員さんが
タバコを吸っている目の前にたどりついてしまいました…。
そっちに連れていく方が難しいと思うけどなぁ。カーナビさんよ。

ご無沙汰です。 [その他]

いやー、サボってますなぁ。一旦怠け癖がついちゃうと、こうなるもんですな。
どうもすみません。

いえね、パソコンを修理に出したもので、ネットブックじゃチマチマ面倒だなぁ、なんて
思っているうちに、早1ヶ月。
で、そのVA○Oですが、ダメでした。
バッテリーとディスクドライブは壊れていて、この修理で7万円程度。
そのうえ、やたらと遅い反応については、これで「正常」なのだそうな。おいおい。マジかよ。
立ち上がりに数分、メールの受信にまた数分、文字の変換にも1-2分かかる場合があるのが
正常なの?

…と納得できませんが、初期のVista搭載機にはいろいろと不具合があるようです。
2Gに増設すれば大丈夫、なんて言われていましたが、PCの性能が追い付いていなかった
らしい。
おいおい。先に言えよ。というか、そんなもん売るなよ。

で、修理にそんな金額払えないし、ましてや改善されるわけでもないし、というので、やむなく
買っちゃいました。新しいPC。
今回はNECです。LaVieです。JALカードが優遇されるのでいつも「さくらや」で買うのですが、
ここの店員が良い人でねぇ。親切だし、丁寧だし。
なんか、最近では買い物したりお店を選んだりする場合には、担当の人の人柄で決めること
が多くなってきました。
値段や中身も大事ですが、決め手は「人」。ちょっとくらい高かったりしても、そのほうが満足度
は高くなるように思います。
なもんで、池袋で他の店も見てみましたが、結局、ここで買いました。

ひとまずネットにつないで、ウイルスバスター入れて、なんてことをやっておりました。
まだ中身は移していないので、これは今週、ちょこちょこやっていきますかね。

てなわけで、やっとPCがサクサク動くようになり、ブログを書く意欲も出て…きたように思います。
いろいろ書きたいネタは抱えていますので、ボチボチやっていきます。はい。

コメントすら返しておりませんで、申し訳ありませんでした。
取り急ぎ、お詫びまで。

鬼怒川+日光。 [その他]

今朝、通勤電車に飛び乗ったところ、目の前の座席(7人がけ)が全員女性!
一瞬、女性専用車両に乗ったかと焦りました。偶然とはいえ、珍しい。

で、旅の続き。

鬼怒川では、「鬼怒川プラザホテル」という大きなホテルに泊まりました。
でも、サービスは旅館。日本の伝統芸、部屋での夕食。

旅館の夕食.jpg

ま、予想通りの感じでした。
固形燃料が燃え尽きる前に早く食べてね、と仲居さんに念押しされたので、慌てて鍋を食べ
ましたが、なんだ、結構長持ちするじゃん。

で、のりピー情報をこまめにチェックしつつ、温泉に入ってのんびり。
でもね、川の反対側に立つでかいホテルは真っ暗で、どうも営業していない様子。
不景気なんですかねぇ。このホテルはかなり賑わってますけど…。

翌日は、はい、初体験。名物の鬼怒川ライン下り。

ライン下り.jpg

船から降りるまでは、なんとか雨も待ってくれまして、のどかな川下りでした。

この出発場所のすぐそばに、鬼怒川金谷ホテルがありました。
少し早く着いたので、ここのラウンジでコーヒーを飲んだのですが、これがまた高級なホテル。
1泊・4万円以上するようなのですが、素敵なのよ。ほんと。
スタッフも親切だし。
いつか、一度は泊まってみたいものです。

で、中禅寺・鬼怒川ときたら、やはり本家の日光の金谷ホテルにも行ってみたくなりました。
ま、車で30分程度の距離ですし、これといって予定もなかったので、ふらっと行ってみることに。

日光金谷ホテルは、大学の頃の家族旅行と、社会人になって間もない頃に行ったことがありまし
たが、いずれも喫茶のみ。
でも、あの重厚で落ち着いた雰囲気は大好きなのでした。

で、楽しみに行ってみると…。

すっかり変わってしまっていました。
1階の喫茶室は、なんか田舎の安っぽいドライブインみたいに改築されています。
以前は、何十年も経ったような木造りの、薄暗い静かな空間でした。
それが、床も天井も白っぽい合板、テーブルもベークライトの合板を張り合わせた安っぽいもの。
そこへ、観光バスでやってきた観光客が次々と入って行きます。
昔と違って、収容人数は格段に増えたのでしょうが、あれは私が憧れた金谷ではありません。
あぜんとして、とりあえず店には入りましたが、なんとも悲しく、空しい。

でも、腹は減ります。100年前のレシピで作っているという名物のカレーを頼みました。
具は牛やチキンなどから選べますが、私は、やはり鴨。

100年カレー.jpg

これは美味い。何故だか悔しいけど、美味い。もったいないなぁ。ほんと。
聞けば、いろいろ資本のゴタゴタもあったらしく、中禅寺も鬼怒川も日光も、経営は違うらしい。
いろいろあったのでしょうが、プライドを持って、こういう文化遺産は守って欲しいなぁ。

地元の人はどう思っているんだろうと思い、レジでウエイトレスの女性に「いつ、改築したの?」と
聞いてみました。
すると、「ずっと前からこうでしたよ。テーブルなんかが新しいから、そう感じられたのでしょう。」との
返事。
そんなことないよ、と思いましたが、よく考えてみると、このウエイトレスは20歳くらいの方。
そうだよな、俺が昔来た時は、まだ小学生にもなっていなかったかも…。

なんだか寂しい想いを抱きつつ、旅を終えたのでありました。

帰りは日光から都内まで2時間。当然、高速道路は1000円。
でもなぁ、もっと他にお金を使うべきところもあるような気もします。
福祉とか教育とか「現代の貧困」対策とか。
まぁ、いろいろ難しいですね。

ふぅ。連続して書いたぞ。

雑ネタ。 [その他]

突然ですが、冷蔵庫を買いました。
今まで使っていたのは、もう10年くらい経っていましたが、まぁなんとか元気に働いてくれて
いました。
ですが、めっきり冷えなくなってきたのです。めっきり、というか、かなり。
大きさもちょっと小さいし、というので、思い切って買い換えました。今度の土曜日に配達です。
で、噂の?「エコポイント」なるものの対象品でした。
しかし、申請は面倒なものですね。
ま、得することなのでやりますが、あれはお年寄りなどは大変だろうなぁ。。。
…本当は携帯電話を新しくしたかったけど、これは先送りですね。

で、今日は旅の話はひと休み、思いつくままにダラダラと書いてみます。

次回の演奏会の日程と曲目をお知らせしていませんでした。

【ザ・シンフォニカ 第47回定期演奏会】
日程:2010年2月19日(日)
会場:すみだトリフォニーホール
指揮:大井剛史
『プログラム』
カルウォーヴィチ/交響詩『オシフェチム家のスタニスワフとアンナ』
マーラー/交響曲第9番

はい、マーラーです。それも、大好きな9番。
過去に演奏したことはありますが、マーラーは、どれを何度やってもいいものです。
楽しみです、はい。

で、久しぶりに池袋のHMVに行ってみたのですが、レイアウトが随分変わっていて、びっくり
しました。
今までは、「クラシック」「ジャズ、DVD」「ポップス、ロック、その他」と3つの売り場がありました
けど、真ん中のDVD売り場が靴のABCマートになっていて、かなり縮小傾向。
クラシックは従来通りの広さを保っていましたが、一体どうしたんだろうなぁ。

とはいえ、久しぶりなのでゴソゴソとジャズトロンボーンを探したところ、カーティス・フラーの
持っていないアルバムを発見。

「ジ・オープナー」
ジ・オープナー.jpg

ライナーノーツを読むと、かなり若い頃のアルバムのようですね。
なんとも暖かい、良い音色で、直球勝負の演奏を聴かせてくれます。なかなか、良い。うん。

しかし、家電品が同じ時期に壊れていくのは、出費の面で痛い。
エアコンもイマイチだし、なんといってもパソコン…。

はぁ。

と、暇ネタでした。お粗末。

日光。 [その他]

以前にもまして、パソコンの調子が悪い。
いよいよダメか?このVA●O。
ひとまず、ファイルやメールアドレス等を全てエイサーのミニノートに移しました。
今度の週末に修理に出しますが、ウィルスかなぁ。。。

で、はい、旅の続きです。

中禅寺湖から向かったのは、日光でした。
いえね、職場の食道楽の上司から、美味い湯葉の店があると聞いていたのでした。
向かったのは、東武日光駅から東照宮に向かって歩く道すがら、左側にある「恵比寿家」。
お昼は高いコースと安いコースがあって(3000円台と4000円台だったと思う)、もちろん頼んだ
のは安い方。いえね、節約もあるのですが、朝ゴハン、食べ過ぎました。
中禅寺金谷ホテル、美味しかったです。はい。

出てきたのは、こんな料理。

湯波.jpg

日光では、「湯波」と書くのですね。
コースは、写真にある湯葉の刺身と甘辛く煮たものの他に、天ぷらとごはんでした。
美味しかったですが、なんか観光地っぽくなっていて、ちょっとイメージとは違ったかな。
もう少し落ち着いた、料亭っぽい店かと思ってました。
ま、そんな高級店には行けないですけど。

で、少し軽めに?お昼を済ませて向かったのは、やはりこちら。

日光東照宮。

東照宮.jpg

恥ずかしながら、初めての訪問でした。
デカイですなぁ。ほんと。

「見ざる・聞かざる・言わざる」や「眠り猫」などの有名な彫り物を見た後、家康のお墓があると
いうので上まで登ってみました。
これが難行苦行。いったい、何段の階段を登ったか…。

登ったからには、下りもあります。
こんな感じ。

東照宮の階段.jpg

ひょこひょこ降りているのは、相方の姿です。

しかしまぁ、歩くだけでもこれだけしんどいのに、よくもまぁ作ったものですね、先人たちは。
このあたりの寺社群が世界遺産に指定されていることもあり、外国人の姿も多かったです。
遠い外国まで来て、よく登るものですね、ほんと。
まぁ、私もタイのアユタヤでは、遺跡を延々と登ったので、同じようなものでしょうか。

この後、ヘトヘトの状態で、鬼怒川に向かったのでありました。

あ、実は翌日、また日光に舞い戻ったのですが、これはまた次回。

中禅寺湖。 [その他]

いえね、言い訳なんですが。
相方の方が、朝、出かけるのが早いんですよ。1時間近く。
で、逆算して寝るのが早くなったんですな。
すると、なかなかブログを書く時間がなくて…。

と、時間がないと言いつつも、夏休み、とりました。はい。

といっても、昨年のように北海道へどーんと行くわけではなく、近場です。
インターネットで宿を探し、「1000円」の高速道路を使って、車で行ってきたのはこちら。

中禅寺金谷ホテル。

中禅寺金谷ホテル.jpg

有名な日光・金谷ホテルの中禅寺湖支店かと思いましたが、今は独立しているようですね。
でも、金谷ホテルメイドの食材を売っていますし、まぁ、繋がりはあるのでしょう。

あいにくの雨模様で、あまり散策のようなものは出来ませんでしたが、静かな森の中の良い
雰囲気のホテルでした。

ラウンジでは、水出しコーヒーを供してくれましたが、これが美味かった。
ただ、温泉が硫黄のニオイがキツくて…。苦手なのよ、これ。
事前にちゃんと調べておけばよかった。

で、泊まった翌朝、少し晴れたので、ホテルの前の湖畔に行ってみました。
なにやら、その昔は外国人向けのリゾート地として有名だったようで、その頃の名残の
ボートハウスの記念館がありました。
そこから見た、中禅寺湖。

中禅寺湖.jpg

人もいなくて、ほんと静か。のんびりした時間でした。

でも、ちょうど「のりピー失踪!」で大騒ぎしていた時でしたので、なんかね、その辺の木陰に
のりピーが隠れているような気がして…。
んなこたぁ、あるわけがないのですが。

で、ここから日光を経由して、鬼怒川の宿へと向かったのですが、これはまた次号。

しかし、この休みは随分と「のりピー」ネタのテレビを観ました。
ほんの少しの情報で、あそこまで長時間の番組を作り続けるっていうのは、本当にスゴイなぁ、と
思います。
つまんないのもありましたけど、ね。
事件の内容は別にして、そんなことを感じた数日でありました。

雑ネタ。 [その他]

いやー、気づけば、8月。早いですなぁ。
変な天候だし、なんか夏っぽくありません。
ま、暑いのが苦手な私はこのまま涼しくあって欲しいですが、農作物なんかへの影響は心配。

と、そんな変な天候の中、帰省してました。といっても、1泊ですけどね。
7/25に加藤忠さんの告別式へ行って、その後、夕方の飛行機で福岡へ。
博多駅の「名代・ラーメン亭」へ駆け込みも、惜しくも閉店。はぁ。

で、佐賀へと向かったのですが、ご存じのとおりまだ梅雨も明けず、大雨状態。
夜中もずっと降っていて、朝、起きると実家の前の川も氾濫寸前。
いやー、久しぶりに床下浸水になるところでした。
市内も道路があちこち水没しているし、久しぶりでしたね、あの九州の雨のひどいの。
小学校の頃は膝まで水に浸かりながら学校へ行ったりしていましたが、今から考えると、下水道
の整備も行われていなかったし、よく伝染病なんかが発生しなかったものですね。

で、翌日も大変な思いで帰京し、ヘトヘトの状況で仕事。
なんとか乗り切り、7/31は渋谷にて4 Bone Lines のライブ。
これが、またスゴイ。大満足。
久しぶりに、トロンボーンの演奏を聴いて、あぁ、ダメだ、もう楽器やめよう、と思いました。
あまりにスゴイ演奏を目の当たりにすると、逆にやる気を失くすのは、私が怠け者だからでしょう
かねぇ…。ま、張り合う気持ちもありませんけど。

会場で、ロッシュのエチュードを村田さんがカルテットに編曲したやつの譜面を販売していたので、
とりあえず1番と2番を購入。
近いうちに合わせますので。>関係者の皆さま

仕事は、ちょっとヤマを超えた感じもあり、夏休みを2-3日とれそうな雰囲気。
とはいえ、今から手配して、どこか行けるのか?例えば、今度の週末など。
うーむ。行き当たりばったりの性格は、どうしようもありません。
新婚旅行も、全くの白紙だし。

そういえば、博多では帰りになんとか名代・ラーメン亭に寄れましたが、「しばらく」にも「大砲」
にも寄れませんでした。「いちげん」にも。
はぁ。せっかく帰ったのに、なんとも残念。

と、久しぶりに書き始めましたが、何を書いているのかわからなくなったので、おしまい。
お粗末。

訃報。 [その他]

今日は私的な感情を書きます。すみません。

演奏会も無事に終了したのですが、その翌日、とても大切な方が鬼籍に入られました。

このブログをお読みいただいている音楽関係の方の中にも、お世話になった方がたくさんおられる
のではないでしょうか。
江古田で音楽専門の不動産屋を営まれていた加藤忠工務店のオヤジさんが、7/20、永眠されました。
ここ数ヵ月、体調を崩されていて心配していたのですが…。
検査入院と聞いていたのに、なんとも残念です。

加藤さんとは、私が東京に出てきた、まさにその日からのお付き合いでした。
約20年になりますね。
兄貴に連れられて江古田のお店に伺い、その場で「ここにしな!」と江戸っ子の口調で示された
板橋の部屋に住んで、毎月家賃を払いにお店まで出かけたものでした。
その度に数時間、いろんな話をして、夕食の出前までとってくれて、東京の親みたいに接してくれ
ました。
その後、神楽坂の親戚のビルに引っ越してからも、月に一度は電話がかかってきて、顔を出せ!と
の催促。馴染みの不動産屋、という不思議な関係でした。
3年ほど経ち、社会人になって楽器が吹ける部屋に住みたいなぁ、と思っていた頃、お店で、
「黙ってこれにハンコを押せ」と言われたのが、練馬の部屋の契約書。
安くて環境が良くて楽器が吹けて、と最高の部屋でした。
そして、また江古田通い。そんな20年でした。

音楽をやる人のために大家さんを説得して、音出しが出来る部屋をせっせと確保してくれた方
でした。音楽家が、どれほど頼りにしていたかわかりません。
でも、その分、住人にも厳しく、音が出せなくてもいい、なんて不真面目な音大生に「出てけ!
ここには、お前に貸す部屋はねぇんだ!」と怒鳴ってお店から叩き出す場面にも遭遇しました。
それだけ一生懸命、貧乏な?音楽家を助けてくれていたのです。

九州の田舎から出てきて、知り合いもなく不安な頃、どれだけ助けられたかわかりません。
何の恩返しも出来ないまま、こうして逝ってしまわれると、どうしていいものか全くわかりません。
「親孝行、したい時には…」と、まさにそんな心境です。

結婚式にも来ていただく予定でしたが、ちょうど検査入院された頃で、残念ながら出席していた
だけませんでしたが、そのかわりに、婚姻届の保証人をお願いしました。
その時、お電話で話をしたのが最後でした。
「暇だから、お見舞いに来てくれよぉ。。。」
その言葉が、耳に残っています。

こうして失って、はじめてわかることがあります。
多くの友人、知人、恩人がいます。新宿にも、本当にお世話になっている中華料理屋さんが
ありますし。両親のこと、などもね。
しみじみ、いろんなことを考えている、ここ数日です。

すみません、私的な話でした。

加藤忠さんのお通夜は7/24(金)の18時、告別式は7/25(土)の12時からです。
詳細を知りたい方は、私まで連絡をください。

では。

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