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雑ネタ。 [その他]

まさか、連続更新しているとは思わなかったでしょ?
はい、そんなもんです、私のやる気なんて。

で、今日、ビッグコミック・スピリッツの「気まぐれコンセプト」で拾った小ネタ。

アニメ「ルパン三世」は、ルパンの栗田寛一以外は声優に交替がなく、みんな高齢化しているとのこと。

銭形警部:納谷悟朗(80歳)
石川五エ門:井上真樹夫(69歳)
次元大介:小林清志(77歳)
峰不二子:増山江威子(73歳)

……。

73歳?ふぅぅじこちゃぁぁぁん?

ま、それは置いておいて。

年末に帰省した際、今回はいろいろと親戚廻りをしたりして、なかなかラーメンを食べる機会がありませんでした。
結局、「大砲」「いちげん」「名代ラーメン亭」の3杯のみ。なんとも残念。

で、初詣に佐嘉神社へ行った帰り道、ふと見かけたのはこちら。

タレント・優木まおみさんの実家の中華料理店。

優木まおみの実家.jpg

お店の前に、でっかく「優木まおみ」の文字。
うーむ、もっとひっそりとしているかと思いましたが、積極的にアピールしておられるようです。
ま、最近、特に売れていますもんねぇ。佐賀のためにも、がんばっていただきたいものです。

そうそう。
帰省した際、ちょっと時間があったので、映画「宇宙戦艦ヤマト」を観ました。
これがねぇ。冒頭、「原案・石原慎太郎」という文字がでっかく登場して、なんか嫌な予感が…。
ブラックタイガーの機体に「乾坤一擲」なんて文字も書いてありますし、なんかヤマトの世界とは随分違っているようです。ちょっと、ライト(!)な仕上がり。
ヤマトは、ガミラスの上空で古代が「勝利か、クソでもくらえっ!俺たちは闘うことではなく、愛し合うべきだったんだ!」と叫んだように、なんというか、こう単なる戦争モノではなく、ロマンがあったはずなんですよ。
今回の映画は、松本零士さんが係わっていないせいか、そういう雰囲気がなくなっていて、残念でした。

で、逆の意味で期待を裏切ってくれたのが、小説「悪人」。
今度、妻夫木聡&深津絵里コンビで映画化されるようですが、これが面白かった。
作者は、吉田修一。
2002年に「パークライフ」で芥川賞を受賞された、42歳の作家です。
いえね、私、この「パークライフ」を受賞された時に買って読んだのですが、全くダメでして。
ストーリーがなくて面白くないし、感動もしないし、何が言いたいのか、一体何を伝えたいのかわかんないし。
で、もうこの作家の小説は読まなくていいや、と思っていたのです。
ところが、この「悪人」という小説は、舞台が佐賀、福岡、長崎なのです。
あ、吉田さんは長崎出身らしいです。
特に殺人事件の現場は、佐賀と福岡の県境にある「三瀬峠」という、地元なら誰でも知っている場所で、なんとなく想像が出来る風景です。
この小説がなかなか面白いらしく、あちこちで評判になっていたので、ま、読んでみますか、と期待をせずに文庫を買っていたのでした。
年末年始に読もうかと思っていたのですが、なんとなく機会を逸していて、やっと先週の通勤電車の中で読んだのですが、これがスゴイ。
もう、一気に読んじゃいました。
珍しく、夜、ベッドの中でも読んじゃいまして、あっという間に読了。
いやー、面白かった。
じんわり心に染みる話もあり、緊迫した展開もあり、でもストーリーはいたってシンプルです。
セリフが基本的に地元の方言そのままで書いてあるので、ちょっと読みづらい方もいるかもしれませんが、基本的にはそんなに難しい表現(?)ではないので大丈夫です。邪魔にはなりません。
久々に、自分的には大ヒットの小説でした。

しかし、芥川賞の選考委員っていうのは、あの「パークライフ」を読んで、こんなすごい小説を書く人だということを見抜いていたんでしょうかねぇ。
だとしたら、本当に尊敬します。すごいなぁ。
たしか、宮本輝先生も選考委員だもんなぁ。さすがだよなぁ。

…え?石原慎太郎も選考委員?

……。

おあとがよろしいようで。
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