眉山。 [映画]
しかし、何故、松岡大臣の葬儀に際する総理大臣の弔辞の代読が奥さんなのだろう。
相手は、家族ぐるみのお付き合いの友人なのか?
総理大臣として、なのだから、官房長官か誰か、いなかったのかなぁ。
しかし、お粗末な国会が続く…。
それはさておき。
私は、さだまさしのファンである。
世の中には、こう正直に言えない人たちがいて、彼らのことを「隠れさだ」と呼ぶようである。
しかし、決然と私は言おう。さだまさしのファンであると。
と、そんなに勢いつけて言うことではないですが、まぁ、昔から好きですね。
中学生の頃は、アルバムが出るのがすごく楽しみでしたし、コンサートにも必ず行っていました。
一番好きな歌は「距離(ディスタンス)」ですねぇ。
で、そのさだまさしさんの小説を原作とした映画、観て参りました。
「眉山」。
こんなお話です。
(goo映画より)
東京で働く咲子は、母の入院の知らせを受け、久しぶりに徳島に帰郷する。
母子家庭で育った咲子は、気が強く何でも一人で決めてしまう母に寂しさを感じていた。
咲子は医師、寺澤から母が献体を希望していることを知り、いらだちは募る。ある日、母の友人
から箱を手渡される。
中には、死んだと聞かされていた父から毎年届いていた手紙の束が入っていた。
隠された母の恋を知った咲子は、東京に戻り、両親の思い出の場所を訪ね歩き…。
さだまさし原作の同名の小説を、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。
さだが長年来見つめ、楽曲や小説で描いて来た、故郷への思い、親子の絆という、人間の普遍的
なテーマが本作も根底に流れている。
そして、眉山と言えば徳島、徳島と言えば、毎年8月に行われる阿波踊り。
本作では地元から14200人ものエキストラが集合し、阿波踊りシーンを再現。本物さながらの熱気
をスクリーンで体感することが出来る。
出演は、松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子ほか。
本作が10年ぶりの映画出演となる宮本信子は、文楽を愛する気丈な江戸の女を凛とした表情で
演じきっている。
レミオロメンが歌う主題歌が、作品に余韻を残す。
(引用ここまで)
いやー、泣かせる映画です。ぐっとこらえましたが、ラストの盛り上がりに向けて、さぁ泣け、さぁ泣け
と怒涛の攻撃?が繰り広げられます。
わかりきった結末だし、驚くような展開もないのだけれど、心に染みるのよ。
また、役者が良い。主役たちも良いですが、私は特に夏八木勲さんが良かった。
表情とセリフ、見事に気持ちが伝わってきます。
ただ、松嶋菜々子さんは、ちょっと美人過ぎて浮いていたような印象。
溶け込めないんですよね。現実離れし過ぎちゃって。そんな感じでした。
たけしが「最近は泣かせるような映画ばっかりだ」と日本映画界を批判したようですが、
いいじゃないですか。泣きたいときもあるのよ。
泣きたい方、是非。
お疲れ様です。
現実の生活をちゃんとみてね。
時間はどんどん過ぎていってしまうからね。
これは紛れもない事実ですよ。
by shi nkagetsu (2007-05-31 00:55)
オレもさだまさし好きです。そんなに詳しくは無いけど。
大晦日の紅白の後、年が明けてすぐの番組(スタジオで、さださんがハガキ読んだりして、ちょっとだけ歌ったりするやつ。ほとんどしゃべってるだけ(笑))を嫁とダラダラ観てます。
by たかちよ (2007-05-31 10:08)
私は先日、試写会で見ました。
確かに、松嶋菜々子は手放しで賞賛するほどではなかったかも…。
同じさだまさし原作の映画で言えば、「解夏(げげ)」の石田ゆり子の方がいい印象を持ちました。
by Lionbass (2007-05-31 22:55)
> shi nkagetsu さま
いやいや、ご無沙汰しとります。はい、気をつけますってば。
by solti (2007-06-02 03:40)
> たかちよ さま
その番組、年間を通じて時々放送することになったようで、この前は3/17に松山から放送してました。あのゆるーい感じがいいですよねぇ。なお、この日はついに1曲も歌いませんでした。しゃべり、のみ。
by solti (2007-06-02 03:43)
> Lionbass さま
「解夏」は観ていないんですよ。長崎が舞台でしたっけ?DVDで観てみますかねぇ。石田ゆり子は「佐賀のがばいばあちゃん」でも良い感じの演技でしたね。
by solti (2007-06-02 03:46)