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蟲師。 [映画]

連休も残すところあと2日、映画も1本くらいは観ておきたいと行ってきたのはこちら。
「蟲師」。

『goo映画』によると、解説はこんな感じです。
「100年前の日本では、ある日突然、耳が聞こえなくなったり、角が生えたりする奇妙な現象が
起きる事があった。人々はそれを、目には見えない“蟲”の仕業と噂した。そして、その蟲の姿が
見え、封じることが出来る者を蟲師と呼んだ。蟲師・ギンコは、筆で書いた文字で蟲を封じる足の
悪い美しい娘、淡幽に会うため長い旅を続けていた。しかし、ある事件に巻き込まれ、ギンコ自身
が蟲に冒されてしまい…。
漆原由紀原作の同名のコミックを、『AKIRA』『スチーム・ボーイ』の漫画界の鬼才、大友克洋が
実写映画としてスクリーンに描いた。大友克洋というと、アニメ作品のイメージが強いが、本作は
実写ということもあり、現存されている本物の古い日本を映し出すことにこだわったという。ロケで
使われたのは、京都、滋賀、福井県など。もちろん、CGのセンスも言うまでもない。芸達者な役者
たちも存在感ある日本の美の中に違和感なく溶け込み、“大友克洋・不気味ワールド”を作り上げ
ている。主演は、『ゆれる』など、出演作が続いているオダギリジョーと、『フラガール』の蒼井優。
ほか江角マキコ、りりィなど。」

いえね、この「蟲師」、フジテレビで放送されていたアニメ版を観て、大好きになったのですよ。
日本独特の幽玄な世界、そしてアニミズム。ほんと、不思議で面白い世界です。
うまく説明できないんですよね、この魅力は。是非、DVDを借りて観てみてください。

で、肝心の映画。
うーん、まぁなかなか面白いんですけど、蟲師のテーマはちょっと伝えきれていませんね。
いえね、映画自体は、これはこれで面白いと思います。
でも、元の作品を知っていると、ちょっと物足りないっていうか、本質を伝えていないような気が
します。
映画は、蟲と人間の闘いを中心に描いています。
でも、原作の世界は、蟲と人間との「共生」がテーマです。蟲、つまり自然との共生。その視点が
ちょっと欠けていたように思います。残念。

でも、映画は映画として、とても面白いです。残すところ、東京では渋谷のシネアミューズのみ
での上映となっているようなので、ご興味のある方は、是非。

あ、出演者では、主演のオダギリジョーもいいですが、やはりドラマ「ハゲタカ」での好演が光る
大森南朋さんの演技が素晴らしい。この人、ますます目が離せませんね。


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