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ウィーン(その2)。 [その他]

さて、貴重なウィーン観光の一日、まずホテルの近くのタバコ屋で電車のチケット「Karte」を購入しました。
48時間有効、10ユーロ。
これがあれば、地下鉄も市電も乗り放題です。
行ってみて驚いたのですが、ウィーンの地下鉄、改札がないのですよ。
最初にKarteに日時を打刻すれば、あとは全く改札を通る必要はありません。
タダ乗りし放題かと思えばそうではなくて、抜き打ちに検札が巡回しているらしく、見つかったらかなり高額の罰金を請求されるとのこと。
ま、日本のように改札に最新鋭の機械を導入するより、こういう方法もいいかもしれませんね。費用は格段に安いと思いますし。

で、地下鉄でまず向かったのは、こちら。

シェーンブルン宮殿。

シェーンブルン宮殿.jpg

見事な?観光地でした。
団体客がわんさかやってきますし、日本語のイヤホンガイドもあります。
コースに沿って見学しましたが、うーん、ま、一度行けばいいかな。
宮廷の生活など、人形も展示してあって面白いのですが、ちょっと観光事業っぽさが前面に出ていて、少々興ざめな印象でもありました。
バルセロナから来ているという初老のご夫婦の写真を撮ってあげて、次の目的地へ。

次は、知人からも勧められていたところです。

美術史美術館。

美術史美術館1.jpg

クリスマスが近いので、子どもたち用の遊戯が置かれていました。

ここはすごく落ち着いた雰囲気。
まず、入り口の右手の展示室へ。ここはエジプト関連の展示でした。
しかしまぁ、いろんな物が置いてあります。
石像はもとより、石の棺、何か宗教用の道具らしきもの…。
素朴な疑問ですが、これってエジプトに返さなくていいんでしょうかねぇ。
ハプスブルグ家が集めたものでしょうが、ルーブルにも膨大にあるし、エジプトって国の財産が世界中に散らばってしまっているような気もしないでもありません。
ま、人類の財産ってことなのでしょうけどね。

ここは、2階にカフェがあったのですが、なんとも良い雰囲気でした。

美術史美術館3.jpg

美術史美術館2.jpg

で、ここでのお目当てはフェルメール。
案内図を見ながら、2階の左手の、その奥の……。

やっとたどり着いたら、そこには「貸出中」の文字。

おいおい。
そりゃないでしょう。フェルメールは作品数少ないんだから、楽しみにしていたのに。
はぁ。なんとも残念。

でもね、考えてみたら、日本にも世界中からしょっちゅう来ていますもんね。

まぁ、今回はもう一箇所、美術館は行く予定がありますし、ここはあきらめて次の目的地へ。

怒涛の更新が続きますが、次回は中心部・ケルントナー通りあたりについて書いてみます。
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