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宮部みゆき。 [その他]

いやー、すっかり更新が滞っておりまして、申し訳ない。
暑いと、何もする気が起きないんですよ。アクセス数、減っているんだろうなぁ。
ま、しょうがないか。

で、金曜日の夜、職場を出て駅へ歩く途中で、いい感じに酔っぱらったオッサンの
集団と出くわしました。
その中の一人の言葉が耳に残っています。

「これ以上は飲めましぇ~ん。もう、玄界灘。」

うーむ。ここまでコテコテの、古典的なオヤジギャグは久しぶりに聞きました。
是非、守っていって欲しいものです。

で、古典と言えば、最近ハマっている小説も江戸時代のお話です。
といっても、書いているのは宮部みゆきさん。
そう、「理由」で直木賞を受賞された、現役バリバリの推理モノが得意な作家です。
私は、宮部みゆきさんといえば、まず思い浮かぶのは「火車」です。
カード破産をめぐる、それは見事な推理小説でした。
その後、いくつか読んでいたのですが、なんとなく最近は読んでいなかったのですよ。

そんな折、たまたま書店でみかけて読んでみたところ、おや、これは面白い。
というわけで、一気に読了したのがこちら。

「初ものがたり」

初ものがたり.jpg

舞台は江戸時代。下町の岡っ引きの親分を主人公に、落語の人情噺のような物語が描か
れています。
これが、良いのよ。ほろっと泣かせるし、スカっと事件解決!の爽快感もあるし。
いつの間に、宮部みゆきさんは、こんな見事な時代小説作家になられたのでしょう。

で、調べてみると、この作品の前段の小説があるようです。
で、これも慌てて購入し、読みました。

「本所深川ふしぎ草紙」

本所深川ふしぎ草紙.jpg

これがまた、良いのよ。ほんと。落語の人情噺が好きな人はたまらないと思います。
いずれも、短編がいくつも繋がった作品になっていますので、とても読みやすい。
夏休みに、是非。

しかし、藤沢周平なんかも、こんな感じなのかなぁ。
面白いんだろうな、とは思うのですが、読んではいないのです。
これは、老後の楽しみに、とっておくつもり。

早く老後にならないかなぁ。。。
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コメント 3

いのじ

宮部ワールドに嵌りましたね。

自分も江戸時代物が大好きです。

チャンバラもねw

天狗風 霊験お初捕物控2もどうぞ!

ぼんくら、日暮らしもお勧め。
by いのじ (2008-07-27 09:02) 

ichiro

「もう玄界灘」、おそらく九州出身の方なんでしょうね。

「宮部みゆき。」というタイトルを見て、
10秒間くらい「鳥居みゆき」の顔を思い出してしまいました。
全然関係ないっすね。
by ichiro (2008-07-27 09:08) 

solti

コメント、ありがとうございます。

> いのじさま
おや、この分野もお得意でしたか。お勧め、読んでみます。

> いちろうさま
全然関係ないっす。(笑)
by solti (2008-07-29 00:23) 

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