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ウィーン(その4)。 [その他]

で、ムジークフェラインからまたケルントナー通りへ戻り、右手の細い路地をうにゃうにゃ歩いて、ガイドブックに載っていた街の食堂という感じのお店へ到着。
ここ、日本語のメニューがあったのですよ。驚きました。

で、当然、これは食べておかないと。

ウィンナー・シュニッツェル。

シュニッツェル.jpg

仔牛の肉を薄く叩いて、いわゆる「カツ」にしてあるものですね。
これが、なかなか美味い。
外国語のメニューがある割には客層の地元率が高く、結構チラチラ見られました。
負けてなるものかと微笑み返し攻撃しましたが、変な東洋人と思われたかなぁ。。。
デザートにウィーン名物のアプフェルシュトゥーデル(アップルパイ)を食べ、弱いくせに地ビール飲んでいい気持ちでケルントナー通りの方へ歩いていると…。

ん?なにやらブラスの響き。

どこか、近くでブラスアンサンブルの演奏をやっています。おぉ、かなり巧い。
ど、どこだ、おいおい…。

思わず音のする方へ走りだしましたが、さすがにこの寒空の下、外で演奏してはいません。
すると、後ろの方から相方の声が。

「この教会じゃないの?」

教会2.jpg

おぉ。たしかにここです、音が聴こえるのは。
演奏の切れ目をみて入りましたが、いやー、運が良い。
金管十重奏で、クリスマス物を演奏しています。
これがね、むちゃくちゃ巧いんですよ。どうみても、素人じゃない。
でも、見た目はまだ学生のような感じで、かなり若いようです。

終わりかけていたようで、3曲ほど聴いたところで終演となりました。
あぁ、もったいない。

でも、片づけているところへ駆け寄り、ラッパのにーちゃんにトロンボーンのメンバーを呼んできてもらって、私は日本から来た、トロンボーンを吹いている、えらい巧いなにーちゃんたち、You make me happy ! …と一気にまくしたてました。
うまく伝わったのかどうかわかりませんが、結構喜んでくれて、記念撮影をば。

ATTRACTION.jpg

カルテットでCDを作ったというので、1枚購入しました。
「TROMBONE ATTRACTION」というカルテットで、話をしたバストロのにーちゃんはフォルクスオパーのメンバーらしいです。将来、シュターツオパーに入るのかなぁ。

で、日本からメールをしたのですが、返事はなし。
ま、そんなもんだよな。

教会は、ここ。

教会1.jpg

小さな教会で、ガイドブックの地図を見ても載っていませんでした。
しかし、こうして街の小さな教会で演奏会が開かれているなんて、やはり幸せな街です。

と、ウィーン最後の夜は更けていったのでありました。

いよいよ、明日は旅の最終日に突入!
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